不動産売買・賃貸・米軍ハウス企画管理・駐車場の管理は臼井不動産まで。

「厚木ベース」と「キャンプ座間」です。

まず米軍ハウスは大きく分けて2種類に分けられます。 今現在（2019年6月）においては築年数は概ね15年以内が基準となっています。

分譲マンションの一室でも可能です。

当社で取り扱いのほとんどの物件が、一般の賃料相場より高く貸せています。 あくまでお目安ですが、一般の賃料の1.5倍程度で成約しております。

LDKや主寝室の広いタイプが好まれる傾向にあります。 単身者用であれば、2LDKタイプ、ファミリータイプであれば3LDK以上が人気です。

一台分の駐車場は絶対条件です。 敷地内になければ近くの駐車場を確保しなければなりません。 特にファミリータイプには2台分の駐車スペースが確保されている物件は人気があります。

米軍ハウスに居住される方々は、勤務先である「厚木ベース」や「キャンプ座間」へ基本的に車で通勤されます。ひとつの目安としては車で30分以内の立地が求められます。ただしここ数年は飲酒運転などの問題もあり、特に単身者の方は駅から近い物件を選ぶ傾向が強いです。

各お部屋の照明器具とエア͡コンの設置はほぼ絶対条件です。 また室内には食器棚、屋外には物置の設置があると賃料が上がることもあります。 電化製品、洗濯機や冷蔵庫などを残置希望のオーナーがいらっしゃいますが、査定には影響しませんし、建物に付随する設備として扱われますので、壊れた場合の修理代金はオーナー負担となりますし、場合によっては買い替えを要求されますのでおすすめしません。システムキッチンもビルトインされている食器洗浄機や食器乾燥機、オーブンレンジ等も同様に扱われますのでご注意ください。 但し、2019年3月の改定により2階以上にキッチンがある間取りの場合、冷蔵庫の設置が登録の条件とされましたのでご注意願います。

軍関係者にもペットを飼いたがる方も当然おりますので、ペット飼育可能な物件は当然その分検討されやすい物件ということになります。が、もちろん絶対条件ではありません。

原則として定期という契約はありません。経験上、平均的な入居期間は2年程度です。ファミリーよりも単身者の方が期間は比較的短いことが多いです。しかしながら任期等は機密事項で一切教えてもらうことはできず、退去の連絡も退去日の1週間から10日前に突然来ます。従いまして入居者によっては半年もしくは1年程度で退出される場合もあります。またオーナー側から契約期間を指定することはできません。また入居者が退出しない限り契約の更新等もありません。従って更新料は存在しません。 「もう貸したくない」という場合は、入居者が退出した時点で軍住宅課にその旨を伝えることによって貸家リストから外れますので、よほどの事情がない場合はオーナー側からの途中解約はできないと思っていただいた方が良いかと思います。

契約書は軍所定の書式を使用しますが、あくまでも契約上の取引相手は入居者個人です。従って米軍やアメリカ政府が賃料の連帯保証をしてくれるわけではありません。 但し契約上のトラブル等が発生した場合は必ず軍住宅課が介在しますので、賃料滞納等の契約違反をしたまま入居者が出て行ってしまうようなことは今まで発生していません。

軍の住宅課：ハウジングオフィスに物件を登録するために住宅課の検査：インスペクションを受ける必要があります。 検査を受けるためには建物を空室にする必要があります。 所有者ご本人様が居住中の物件は検査のお申し込みが出来ませんのでご注意ください。

検査の結果、細かなリクエストと賃料査定の通知があります。 リクエストの内容については、以下のような例が挙げられます。

リクエスト項目をすべてクリアするための修繕作業等の見積もりを当社で作成いたします。 この見積金額によって登録を中止することも可能です。 すべてに対処し、二次検査に合格すると登録となり登録番号が付けられ住宅課の物件ファイルに掲載されます。その後は軍関係者の方から物件内覧の希望があれば我々がご案内することになります。

現在厚木基地やキャンプ座間敷地外の住宅に居住が許可される軍関係者は、ある一定以上の地位・階級に属する方々に限定されています。日頃の素行に問題のある人物や入隊して間もない兵士は敷地内の寮や社宅のような住宅にしか住むことが許されておりません。 当社の約50年にわたる米軍ハウスの管理業務において、特筆すべきような大きな問題は幸い起きておりません。