歴史の橋渡し
2019年7月28日
昨年末からご相談を受けていた横浜市某所の戸建中古住宅の売買が完了しました。売主様はご高齢のご夫婦。終の棲家として60代の時にこだわりぬいて建てた素敵な邸宅です。80代を迎えて、この度高齢者施設に入所することになったことで決断されたご売却。お引越しが終わった後、車椅子の奥様と杖をついたご主人様のお二人、いつまでも日当たりの良い庭に咲き乱れた花を見つめていらっしゃいました。
買主様は元気な二人の男の子がいらっしゃるご家族。「ご縁があって買わせていただきます。これからこの家を引き継いで大事にしていきますね。」とおっしゃってくださいました。
不動産の売買はそれぞれの方の歴史の橋渡しです。そこにはいつもドラマがあります。売主様、買主様どちらの歴史にとっても幸せな橋渡しをさせていただけるよう、これからも気を引き締めてお手伝いさせていただきたいと思います。ありがとうございました。