大事な器
2019年11月29日
築19年の中古マンションの売買をお手伝いさせていただきました。
ご所有者は50歳代の現役時代に当物件を新築で購入。
固定金利30年ローン、月々とボーナス時半々の配分で19年間きちんとお支払いを続けてこられました。
完済は80歳の予定でした。
しかしながら50歳から80歳。
子供たちが独立して教育資金がかからなくなる一方、
定年退職、再就職、収入低下、体調不良等など取り巻く環境は変化していきます。
これまで普通と思っていたボーナス時の支払いが一気に厳しく感じられたことも無理はありません。
順調に売買は成立し、無事お引き渡し完了。
残り10年のローンを繰り上げ完済して、新しいお住まいで新しい生活を始められました。
お引っ越しが終わったマンションの床を最後に丁寧に拭き掃除していかれたことがとても印象的でした。
売却された物件はとても管理の行き届いた優良物件ですから、今回一つの役割を終えて、
これからフルリノベーションの上、また若い世代の生活を支える場として活躍していくことでしょう。
不動産は生活を支える大事な器でありますが、その器を支えるために生活に無理があるようでは本末転倒です。
売却のみならず、ご所有物件を収益物件として活用するなど、出口はいろいろあります。
ご所有不動産の保有に無理を感じた時にはぜひ弊社にご相談ください。
ご所有者にとってのベストな選択をご提案できるよう、弊社一丸となってがんばります!