ウィステリア林間 1990年築 大和市林間1丁目(積水ハウス施工)
物件名 | ウィステリア林間 |
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所在 | 大和市林間1丁目 |
交通 | 南林間駅徒歩3分 |
築年月 | 1990年3月(リノベ実施:2014年1月) |
構造規模 | 軽量鉄骨造2階建て |
総戸数 | 6戸 |
床面積 | 38.50㎡ |
間取り | 2DK |
現状 | 満室(全3戸の平均成約期間:約2週間) |
アパートのオーナー様から、6世帯のうち3世帯が空きという現状で、どうして空き室がここのところ埋まらないのか…とご相談を受けました。
最近の入居希望者は、インターネット検索で物件の写真を見て、風呂・トイレ・キッチンなど設備の揃った物件を中心に、条件を絞って問い合わせをしてこられます。
ということは、駅近の物件でも室内の設備が不十分であれば、不動産物件サイトの検索から弾かれることになります。
築25年の古い当アパートは、追い炊き風呂、ウォシュレットやシステムキッチンなど、入居者様にとって必須の設備が何にもついてないため、オーナー様は入居率減の悩みを抱えていらっしゃいました。
『まずは設備をそろえ、新築感のある外装・室内にリノベーションできるかどうかが入居率アップのポイントになります』と、最近の傾向をご説明し、具体的な解決策をご提案しました。
また、室内の洗濯機置き場が狭く、旧タイプの横長2槽式洗濯機しか置けないことが、入居者を遠ざける大きな要因となっていました。
そのため、全自動洗濯機が置ける場所を確保するためのリニューアルを抜本的に行いました。つまり、部屋の間取りの見直しです。
洗濯機置き場をつくるために2DKの部屋の壁を取り払ったので、1LDKの開放感のある広々とした空間が生まれました。さらには、水周りや収納などの設備も一新し、当アパートは見違えるほどの物件に変わりました。
当アパートはバブル時に大量供給された積水ハウス施工の典型的なプレハブアパートです。
それだけに同じような築年で同じような間取りの物件が市場には大量にあり、それぞれのオーナー様は同じような悩みに直面されております。
今回のリノベーションによって、3世帯の空き室もすぐに入居者様が決定。この結果に大変ご満足されたオーナー様は、将来的には全6世帯の改修を行うと張り切っておられます。